冬の到来、この季節の夕方は
勤め先から出ると、日も傾き始めている。
学童、保育園へとお迎えをすませて
「さぁ、帰ろう!」と、空を見上げると
夕方から夜へ変わるtwilight。
〜 Chapter8『twilight』〜
まだ明るい夕陽が下に広がりつつ
上にはすでに、夜の帳が下りてきてる。
そんな「twilight」のレッスンは
夕陽の黄色と夜の紺色で、表現している。
だけど、この組み合わせで色を混ぜると
「緑」が出てきやすいのだ。
自然界で空に緑が現れるのは、オーロラぐらい?
そのくらい、通常では「空に緑」はないので
さてどうしましょう、と悩む。
いつもなら、うっとりするグラデーションも
twilightでは、慎重に…
どうすれば緑っぽくならないのか?
どのくらい混ぜたら大丈夫か?
他にこの色、のせてみたらどうだろう?
そんな試行錯誤の過程を例えると…
「ハイレベルな着こなしに挑戦」
難しい組み合わせでも、あれはどう?
こうしてみたらもっと素敵じゃない?
『私が私の“専属カリスマ店員”になって
私をウットリ笑顔にさせてあげる』
そんなレッスンなので、ある。
夕暮れ時から夜が怖かったのは…
昔は、夕暮れ時から夜の時間が怖かった。
昼間は押し込めている感情
「この先、いつまで視えるのか分からない」
そんな恐怖が夜と共に、いつもやってきたからだ。
だけど今は、自分の家族がいる。
「ただいま〜!手洗ってやることやって!」
「宿題できてる?」
「もうご飯やから、おやつはダメ!」
そんな忙しない時間に変わっていて
子どもと言い合い、怒ってばかりだとしても
安心感でいっぱいの良き時間になった。
そしてtwilightの後からやってくる「夜時間」
この夜の時間、1人を楽しめるようになった。
「変容」の前の、夜時間が始まる
起業を決めて3年目。
Instagramの使い方から始めて
何を発信する?私の強みって何?
コレやってみよう!
やっぱりなんか違う、こっちにしよう!
そんな紆余曲折、試行錯誤を繰り返し
何が自分に合うのか手探りで
付け足したり、捨てたり…
まさにこの3年が「twilight」だったよう。
私が「私を笑顔にしてあげる」ため
めちゃくちゃ走り回ってきたように思う。
あっという間に過ぎたこの時間も
この秋、静かに終わりを迎えたようだ。
これから退職までの2年間は
「新しい日(人生)」が始まる前の、夜時間。
家族がいてくれる安心感の中で
この3年で得たモノを整理しよう。
新しい私の人生に持っていくもの
「楽しい!素敵!」喜び溢れるものだけを
丁寧に身に染み渡らせる
コツコツやってみて、体験を積み上げること
この夜時間で、じっくりやってみよう。
青虫が蝶々へ変容するには、成長を止めて
これまでの「私」をドロドロに溶かす
蛹(さなぎ)の期間が必要だからね。
〜みらい〜
片目で生きる3児のママ保健師(現役公務員)
独立開業に向けて、日々、奮闘中。Instagramで発信しています。
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